平成22年5月、ラムサール条約の登録湿地である漫湖で開催されたカヌーレースをきっかけとして、水鳥の飛来する水面の利用に対して、法律による規制ができない範囲があるという事実が発覚しました。漫湖協議会では、水鳥への影響を考慮し、漫湖利活用時の自主的ルールの作成に向けて、漫湖を普段から利用している住民の方々を招き、計3回のワークショップを行ってきました。
この度、平成23年11月24日開催の第3回において、参加者合意の下、下記のとおり一定の自主的ルールを作成することができましたので、ご報告いたします。関係者の皆様におかれましては、ご確認の程、よろしくお願いいたします。また、今後の予定としては、広くルールの周知を行っていく予定ですので、重ねてご報告いたします。
その他、不明な点やご質問等ございましたら、事務局までご連絡くださいますよう、お願い申し上げます。
記
1 自主的ルールの内容[主に水面を利用する行為(カヌーなど)を対象]
(1)利用可能時期 :5月中旬から7月中旬
(2)利用可能時間 :満潮前後2時間
(3)利用可能場所 :漫湖公園(古波蔵側)沿いの底の深い水路
※別紙「漫湖画像」の青線箇所を参照
(4)利用の問合せ先 :漫湖水鳥・湿地センター
(5)ルールのフィードバック :年に1回程度は関係者で集まり、現ルールを見直す
(6)利用団体に対して:水鳥や環境に配慮した利用目的にするため「ラムサール条約の精神に則り」という文言を使用する
(使用例)イベント開催時の配布資料に記載など
2 資料
(1)漫湖画像(蛍光ペン記入アリ)
(2)模造紙画像6枚分(ワークショップで使用したもの)
<連絡先>
漫湖協議会 事務局
TEL:098-951-3229
FAX:098-951-3230